底辺メンヘラ、依存する

私は精神が健全ではない人間なのだが、特に病名がない。それに、○○病です。と言うのはなんだかど直球すぎて重いと感じられることもありそうなので、ざっくばらんに「メンヘラ」と表現している。ゲイの人たちが自分のことを「ホモ」と言ったり、MtFの人が「オカマ」と表現したりするのに似ている(レズ、おなべも)。

私は「好き」だから彼氏と一緒にいるのだろうか……と考えることがある。たぶん、私の彼氏と一緒にいたいという衝動は、「好きだから一緒にいたい」という健全な次元に属していない。もっと不健康な理由で、「依存」と言うべきようなものだ。

「好き」と言った場合、相手の言うそれは文字通りなのだが、私が言う「すき」というのは、「見捨てないでね」とニアリーイコールである。これは由々しきことだと思っている。出会ったばかりの頃はまだ依存状態になかったから、あれは明確に「好き」だったと思う。今はどうかというと、「好き」の前に依存しているので、自分の本当の気持ちはどうか分からない。一緒であれば幸せというだけならいいのだが、彼について言えば、余計なことを気にしてしまって私が1人でうつに入ってしまうこともしょっちゅうである(釣り合わないのではないか?私は劣等人種だからダメではないか?あちらのご家族に反対されるのでは?など)。

依存というのはロクな状態ではない。私は過去に、一度だけ友人に依存したことがある。そのとき、私を背負いきれなかった友人は堪忍袋の緒が切れて、私を構ってくれなくなった。拒絶されるようになった。今、彼氏はなんとか耐えているが、昨日のようにろくでもない内容で私が機嫌を壊して、うつルートに入ることが今後頻繁にあったとしたら、私たちの関係は崩れるのではないだろうか。

私はろくでなしなので(認知の歪み)、彼氏の素晴らしさの前では自分が恥ずかしくてどうしようもない。親には悪いが、あらゆる意味で生まれが底辺なのでそれも鬱だ……底辺というのはこれも認知が歪んでいるのだが、ほんとうに全ての人が私より上に見えてしまう病気にかかっている。

本当にゴミで、生きていて申し訳なくなる。彼氏に依存するようになるまでは、ここまで自己卑下することもなかったのに。自分がめちゃくちゃいやだ。