精神が病んでいる人の内省

今回も私、つまり精神に問題がある人の話です。

私は、高校生の時に同じ部活の女の子に執着していました。私の自覚的な精神病歴は高校時代に始まっています(無自覚なものは小学生以前からあると思われる。場面緘黙症など)。その子のことはMちゃんとしましょう。彼女はとても成績が優秀で、あまり群れたりしない子でした。一匹狼という言葉がよく似合うタイプで、かなり男勝りなところがあり、思春期の女の子が陥りがちな性倒錯の誘因となるにはぴったりの逸材でした……少なくとも、私にとっては。

私は当時同性愛というものをよく知らず、そういうのがあるらしいという曖昧な認識をしていました。Mちゃんは当時、自身がレズビアンであると認識しており、私に同じ空気を(なぜか)感じ取ったらしく、高校入学からさほど経たない時期にカミングアウトしてきたのでした。今思えばその同じ匂いというのは、女子の発達障害という共通点から出てきたものであって、別にセクマイであるという点で同じ空気をまとっていた訳ではない、と今では断言できる。

その時から、私は彼女がなんとなく気になりました。私とMちゃんは最初期のころは大変ウマが合う2人のように見えたし、本人たちも多分「こいつと話すのは楽しい」と認識していたはずです。「2人は同じ中学でしょ?え?違うの?仲がいいから、出会ったばかりの2人には見えない」と先輩に言われたりしていた。当初は楽しかった。私の境界性パーソナリティ障害が火を噴くまでは。

彼女は私の前で屈託無く笑う。その笑顔は、私以外には見せないものだ(本当は仲の良い相手なら見せる可能性がある。ただ彼女が孤高の一匹狼のように振舞っていたのであまり見なかっただけ)。そう思い込み始めた私は、同時に彼女のことを好きなのだと思い込んだ。Mちゃんがレズビアンであるというカミングアウトをしていたことも好都合に解釈し、「私と彼女の間には他の人には割り込むことのできない絆があるに違いない」などと思うようになっていた。はっきりいってキモい。

なんか、こういうのがこじれて、二、三年前の佐世保女子高生同級生殺人事件、みたいになるんだろうなぁと思わずにはおれない。正直あの、加害生徒である「もなみちゃん」という女の子のことが私は気にかかる。

おいといて。

まぁこういう感情になったころ、私の境界性パーソナリティ障害のスイッチが入ったのである。スイッチが入る過程はあまり詳しくは覚えていないが、とにかく彼女に会えると思うと、そんな日には胸がキュッとなり、会えた時には世界が輝いて見えた。彼女は私より成績が良かった(Mちゃんはトップクラスで、T大に行った。私は上の下くらいだった)。なので私は焦りを感じていた……なぜか私には、★運命の2人は崇高なつながりで結ばれており、生い立ち、能力などが対等でなければならない。という謎ルールがある。このルールは境界性パーソナリティ障害でよく言われる「ターゲット(依存相手)」にしか適用されない。他の人が自分より優れていても、「すごいなぁ」と普通に思うだけ。★したがって、私が彼女と同じくらい成績が良くなければ、私はMちゃんと結ばれることは許されない。などと考えていた。

些細なことで私とMちゃんの生い立ち(これは親の学歴や仕事のかっこよさ、年収、家の綺麗さなど。なんやねん)や能力に差があると思ってしまうと、めちゃくちゃ精神不安定になった。彼女が私以外のお友達と楽しそうにしていると、私は文句を言う。

はい、ウザいこと極まりないボーダーメンヘラの出来上がり☆めでたs……くない。

こんな調子なので、私は次第にMちゃんに嫌われていき、しまいには話しかけただけで暴行を喰らうまでになりました。私は被害者ヅラしていましたが、立派な正当防衛だったんでしょう。これがきっかけでうつ状態になり成績も落ち、被害者ヅラして保健室登校していた自分が情けない。被害者はどっちだよ、と言いたい。


さーて、現在の彼氏に当てはめてみよう。

これが驚くべきほどに合致する。だめだ、まるで成長していない。

なぜかMちゃんと彼氏が似ている……顔と生育環境(お父さんとお母さんの職業が大体同じ。父文系母理系同じ。ただお父さんがスパルタタイプかそうでないかの違いはありそう。その点Mちゃんはしんどそうに見えた。実際、彼氏は研究を続けたが、Mちゃんは大学に入ってから学問への情熱を失った。親の評価を気にして勉強していた反動だと思う)。

違うのは、まだ10代の高校生だったMちゃんに比べて、20代後半の彼氏の方が度量が大きいと言うこと(Mちゃんには本当に悪いことをした。彼女は別に悪くないし、度量が狭い訳では決してない。あんなことがあっても、今でも連絡したら返事をくれるいい子である)。★のルールが崩されるようなこと(親の仕事のかっこよさの落差とか学歴の落差とか、院生同士なので研究できる彼氏に比べて研究に打ち込めないカスメンヘラな自分とか、人格形成がまともかそうでないかとか)があると鬱になりめんどくさいことを言い出したり、些細なことで自分が愛されていないと思い始めて喚いたりするボーダーメンヘラの私を「かろうじて」受け止めてくれている。しかしかろうじてである。こんな理不尽なことでぐちぐち落ち込む彼女の世話なんて強いられたら、いつ彼氏だって心のダムが決壊するか知れない。だめだ決壊させてはならない。そこは私のバランスの取り方にかかっていると思う。まずは自分の心のダムを増強しないとならない。メンヘラボーダー女を徐々に卒業していきたい。


……ということをダラダラと述べておいてアレだが、ほんとに行き当たりばったりで文章を書いて読みにくくて悪いといつも思う。そして、こんな記事を読むのはコアなキイロネズミファンかヲチ目的の人くらいだろうから、まぁいいやと開き直っている。


おやすみ(朝)。